令和2年度診療報酬改定の要約

アツナリ

ブログ勉強法を試しています!!
このブログは昇進試験の勉強用に、自分のために(アウトプットの場として)まとめています。
詳細に関しては厚生労働省のホームページをご確認ください
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00027.html

なお、こちらで使用している画像もすべて、厚生労働省(上記サイト)から転用したものになります。
情報の信憑性に対する責任はおいません。各自で厚生労働省の発表をご確認ください

アツナリ博士

ここでは、アツナリさんの勤務する病院に関係のある改定を中心に扱っています。
*アツナリさんの勤務する病院は、一般病棟入院基本料15対1、看護比率7割以上、平均在院日数60日以内、960点/日を算定しています。
*リハビリテーション科、神経内科、整形外科、内科を併せ持つ80床の病院です。介護保険事業としては、通所・訪問のリハビリテーション事業があります。
【施設基準】
・地域一般入院料3(看護基準は15:1)
・看護配置加算
・看護補助加算
・感染防止対策加算2
・医療安全対策加算2
・後発医薬品使用体制加算2
・入退院支援加算2
・認知症ケア加算2

2020年度改定では、急性期一般入院料のみが重症度、医療・看護必要度の評価項目の見直し対象となったので、こちらでは取り上げていませんが次回以降の改定で影響が出てくる可能性が高い項目です。

2020年 診療報酬改定の概要

現在の算定に関わるもの

・看護補助加算1  129点→141点
看護職員の負担軽減、看護補助者との業務分担・協働推進。

・明細書の発行推進
自己負担のない患者に対しても、患者からの求めに応じて明細書を発行する

・療養/就労両立支援指導料
療養/就労両立支援指導料(3ヶ月に限る) 1000点→ 初回     800点
                       2回目以降  400点
     相談支援加算 50点
治療と仕事の両立に向けた支援の充実。療養と就労両立支援加算診療について対象となる疾患に脳血管疾患,指定難病を追加。企業から提供された勤務情報に基づき、患者に療養上必要な指導を実施するとともに、企業に対して診療情報を提供する。
看護師又は社会福祉士が相談支援を行った場合50点を追加する。

・認知症ケア加算
認知症ケア加算1 イ150点 ロ30点 →認知症ケア加算1 イ160点 ロ30点
                  認知症ケア加算2 イ100点 ロ25点
認知症ケア加算2 イ30点  ロ10点   認知症ケア加算3 イ40点  ロ10点
*イ:14日以内 ロ:15日以上

・認知症ケア加算1:認知症ケアチームが、カンファレンス(週に1回)、病棟巡回(週に1回)、病棟職員へ助言、認知症ケアの実施状況把握
認知症ケアチーム;専任の常勤医師、看護師、社会福祉師 
・認知症ケア加算2:専任の医師又は看護師が、定期的に認知症ケアの実施状況把握、病棟への助言。全ての病棟に、9時間以上の研修を修了した看護師を3名以上配置。
認知症ケア加算3:研修を受けた看護師の病棟配置数を3名以上に増やす。    
*詳細の算定要項は原本をご確認ください

在宅自己導尿指導管理料 
1800点 → 1400点 
特殊カテーテル加算:再利用型カテーテル 400点 
間けつ導尿用ディスポーザルカテーテル 
親水コーティングを有するもの        1700点(60本以上) 
                      1900点(90本以上) 
                      2100点(120本以上)
それ以外と間けつバルーンカテーテルは1000点 

トレッドミルによる負荷心肺機能検査、サイクルエルゴメーターによる心肺機能検査 1400点→1600点 安定冠動脈疾患の診断に用いられる

訪問看護基本療養費(Ⅰ)
保健師、助産師、看護師 → 週3日目まで5500円 週4日目以降6550円
PT,OT,STによる場合→5500円

薬剤関連

一般名処方加算
一般名処方加算1  6点→ 7点
一般名処方加算2  4点→ 5点

後発医薬品使用体制加算
後発医薬品使用体制加算1(85%以上) 47点
後発医薬品使用体制加算2(80%以上) 42点
後発医薬品使用体制加算3(70%以上) 37点

バイオ後続品導入初期加算  150点(月1回)
バイオ後続品の説明を行い、処方した場合、3ヶ月間加算できる。

薬剤総合評価調整加算 100点
入院前に6種類以上の内服が処方されていた患者に対して、他職種によるカンファレンスを実施し、薬剤の総合的な評価を行い、処方内容の変更又は中止を行った場合に算定。
薬剤調整加算 150点
薬剤総合調整加算を算定した人で、退院までに2種類以上減少した場合に算定可能

退院時薬剤情報連携加算 60点
入院中に処方薬の内容に変更があった場合、変更に理由について退院後に薬をもらう調剤薬局へ文章で情報提供した場合

リハビリ関係

【リハビリテーションに係る見直し】
・リハビリテーション実施計画書の作成は、リハビリ開始後7日以内、遅くても14日以内に行う。
・呼吸器リハビリテーション料の実施者、難病リハビリテーション料の施設基準にSTを追加する。
・脳血管等リハビリテーション料の施設基準に、STのみを実施する場合の規定を設ける。

現在は算定していないが、将来的に算定できると良い加算


・摂食嚥下支援加算  200点/週
算定対象:
摂食嚥下支援チームの対応によって摂食機能、または嚥下機能の回復が認め見込まれる患者。
算定要件:
摂食嚥下支援チームにより、内視鏡下嚥下機能検査、または嚥下造影の結果に基づいて、摂食嚥下支援計画書を作成。検査結果を踏まえチームカンファレンスを実施(週一回以上)
施設基準:
摂食嚥下支援チームを設置(専任の常勤医師、歯科医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、ST、PTまたはOT
入院時及び退院時の嚥下機能の評価について報告。

・せん妄ハイリスク患者ケア加算 100点(入院中1回)
入院前の患者に対して、せん妄のリスク因子確認のためのチェックリスト及びせん妄対策のためのチェックリストを作成していること。
【せん妄のリスク因子の確認】
70歳以上、脳器質的障害、認知症、アルコール多飲、せん妄の既往、リスクとなる薬剤、全身麻酔の手術
【ハイリスク患者に対する対策】
認知機能低下に対する介入、脱水の治療・予防、リスクとなる薬剤の漸減・中止、早期離床の取組、疼痛管理の強化、適切な睡眠管理、本人・家族への情報提供

患者入院→リスク評価→予防的対応(リスク薬剤を外す、脱水予防、頭痛管理)→定期的なせん妄モニタリング実施

排尿自立支援加算  200点(週1回)
入院
・尿道カテーテル抜去後に下部尿路障害の症状を有する患者、尿道留置カテーテル抜去後に下部尿路障害を生ずると見込まれる者に対し、週に1回、12週にわたり算定可能。

外来
・退院後に外来において継続的な指導を行うことができるように、入院から合計して12週までは算定可能。

医療におけるICTの利活用


・オンライン診療料の要件の見直し
電話等再診料 73点/月
事前の対面診療の期間を6ヶ月→3ヶ月へ  
*医療資源が少ない地域のみ初診からオンライン診療OK
緊急時に受信可能な医療機関を説明しておく
慢性頭痛、在宅自己注射を行っている患者もOKだよ

日常的に通院又は訪問による対面診療が可能な患者を対象として、オンラインと対面を組み合わせて行う。
緊急時は基本的に、当該医療機関が必要な対応を行う。

オンライン在宅管理料  
月に1回以上の訪問診療を行っている場合算定可

遠隔連携診療料 500点

薬剤服用歴管理指導料4 情報機器を用いた服薬指導を行った場合 43点(月1回まで)

コロナ関連の点数

・コロナウイルス感染患者を受け入れたことにより、許可病床数を超過した場合でも通常の診療報酬の算定を受けるコトができる。

【外来における対応】
院内トリアージ実施料 300点/回
*感染を疑う患者に、感染予防策を講じた上で実施される外来診療を評価

【入院における対応】
救急医療管理加算 950点/日 14日まで算定可
二類感染症患者入院診療加算 250点/日 
*入院を必要とする感染患者に対して感染予防策を講じた上で診療を実施

コロナウイルス感染流行期におけるオンライン診療

オンライン診療料、オンライン服薬指導(薬剤服用歴管理加算4)の届出がなくても算定可能

【外来・投薬】
・初診患者でも電話による診療が可能。初診から電話で診療を行うコトが適していない症例や不利益等を十分に説明した上で診療録に記載した場合
初診料→214点を算定
ただし、麻薬、向精神薬の処方はできない

・再診患者に定期的、継続的な診療を行う際は
オンライン診療料 71点/月

・対面で計画的に管理し、点数算定した患者を電話でも管理した場合
慢性疾患の診療 147点/月

【薬局での対応】
薬局での電話による診療を患者が希望した場合、処方箋備考欄に0410対応と記載。薬局は原本が届くまでコレを原本として扱い、調剤・薬剤の交付、点数算定が可能。

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